症状別解説及び注意事項
骨折
脱臼
- 関節を構成する骨の位置関係が生理的状態から偏った状態になった場合をいいます。
- 通常、脱臼というのは外傷性脱臼のことをいいます。関節部には疼痛があり機能障害があります。
②異常位置に骨頭を触れる・・・脱臼を決定する重要な症状です
- ※骨折、脱臼とも応急手当は出来ますが、必ず医療機関に対診、医師の同意が必要です。
捻挫
-
暴力的に過度の関節運動やあるいはその関節の生理的運動範囲を越えて運動を強制された為に、関節包や靭帯が損傷するが関節体相互の関係は正常に保たれているものをいいます。
一方に制限された可動性をもつ関節、たとえば膝・足関節は捻挫を起こしやすいです。 -
単純なものは、短日時で完全に治癒します。
靭帯断裂、関節内半月板損傷、関節部骨折等があると長く疼痛が残り、種々の障害を残すので早期に正しい診断を受け、きっちり治療する必要があります。
- ※受傷したら必ず冷やしてください。
- ※受傷関節を安静に保ち、捻挫を起こした方向と逆の位置に固定してください。
- ※受傷日は、入浴、シャワ-、飲酒は絶対避けてください。
腰痛
- ①外傷性に起因するもの・・・・・捻挫、打撲、筋・腱の断裂、骨折、脱臼
- ②椎間内障によるもの・・・・・椎間板ヘルニア、脊柱管狭作症など
- ③筋々膜に起因するもの・・・・・ぎっくり腰など
- ④代謝障害によるもの・・・・・骨粗鬆症、痛風、糖尿病性など
- ⑤内臓疾患によるもの・・・・・消化器系、生殖器系、泌尿器系疾患など
- ⑥脊椎骨に起因するもの・・・・・脊椎分離症、脊椎すべり症(構築性腰痛)
- ※原因がはっきりしている場合は、患部を冷やしてみて下さい。
- ※はっきりしない場合は患部を温めてみて下さい。
- ※痛みが激しい場合、よく温める人が多いですが、炎症々状を伴うことがあるので温めると炎症が大きくなって逆に痛みが大きくなることがありますので、痛みが出た当日は入浴、シャワ-、飲酒は避けて下さい。
肩こり
肩こりを自覚するのは、長時間の編み物、裁縫、パソコン、書き物をしていた後が多く、虚弱な人が重い上着を着ているだけでも起こります。
- 不良姿勢や筋肉疲労
- 精神的緊張を伴う指先の仕事
- 動脈硬化、高血圧、頚肩背部の循環障害
- 心、肝、胃腸などの消化器系疾患
- 歯、鼻、目、耳疾患による反射
- ※炎症性症状が無ければ出来るだけ温めてください。
肩こりには、【いかり肩タイプ】【なで肩タイプ】【不良姿勢タイプ】などがあり、それぞれタイプに応じての治療法を施さないと、解消されることはありません。
患者様からよく聞くこと
- ①何かの原因で痛めた時、ケガをした時、2、3日安静にしていたら痛みがなくなってきたから病院にも行かず放っておいた。
- ②湿布していたら知らない間に治っていた。
- ③痛めてから1年に1回は痛い時があったが、誤魔化しながら生活していてもすぐに日常生活ができていたから気にならなかった。
-
④2、3ヶ月前に捻って痛めていたが、自分でテ-ピングしたり練習後冷やして湿布したりしていたが一向に良くならない。
今週土日に公式戦を控えているので試合に万全の状態で出たい。 - ⑤以前、ケガして病院に行って診てもらったが、湿布と飲み薬しかもらえなかった。
- ⑥近所の整骨院に行ったが、マッサ-ジをするだけで何も説明もされなかった。
- ⑦何で痛くなったのかわからない、最初は気にならなかったが、最近は日常的に痛みが目立ってきている。
- ⑧どこの施術所に行っても電気とマッサ-ジ、あとロ-ラ―やマッサ-ジチェアに乗って終わり。どこも似たり寄ったりの治療しかしてくれない。
- ⑨週1回または10日に1回治療を受けているが一向に良くならない。
・・・・などよく聞きますが、心当たりがありませんか?
①②③=基本的にケガをした時はすぐに冷やして、圧迫、挙上、安静にしておけばある程度の痛みはなくなります。
しかし、痛みは消えても患部はまったく治っておらず、日にちが経つにつれて患部が悪いまま治ってしまうことが多いのです
10日くらい放置していると急性じゃなく慢性症状となってしまいます。
初期時は、時々痛みがあっても湿布や安静にしていればすぐに楽になりますが、年数が経つにつれて治り難くなって最終的には日常生活にも支障を来す状態になってきます。
そうなると、深刻な状況になってしまうので、出来るだけ早く医療機関にかかりゆっくり治療していくことをお勧めします。
④=2、3ヶ月前にケガしたものは上でも述べたように慢性症状に陥ってることが多く、簡単に治ることはあり得ません。
捻挫したまま治ってきている状態を2、3回の治療で万全の状態にはできません。
公式戦に出場はできますが、テ-ピングを施し再発防止に努めること、試合終了後は必ずアイシングし後の治療が必要です。
⑥=患部の状態によりマッサ-ジをすることはありますが、施術終了後は初診なら治療内容や今後の治療方針を説明しなければ患者様本人が理解した上で患者様の協力無しでは治療が成り立ちません。
⑦=痛みが起きるのは必ず何か原因があるものです。
その原因を辿っていくことで治療すれば痛みを解消できると思います。
一人で悩まず最寄りの医療機関に相談されてはいかがでしょうか。
⑧=色々な施術所はあるものです。
こちらの施術所はまず問診票にどのような症状、様態なのかをお書き下さりそれに基づいてお話をお聞きいたします。
患者様に合った施術を考えていきます。
⑨=施術を本格的に行っていくとことになれば週1回や10日に1回の施術では治療にならないことがあります。
症状、様態によっては短期集中の施術をすることもあるし、経過を診ながら施術内容や方針を変えて行くこともあるのでそんなに日にちをあけると症状が変わってしまうことがあるからです。
あなたのその『痛み』を何とかします!
是非一度御来院ください。
御予約、お問い合わせはお気軽に!!